ウダツ社長、「こんまり®︎メソッド」で自宅を片づける

March 23, 2020

こんにちは、社長の宮島です。

来月より、過去に購入してくださったお客さんの中で、主にユーザレビューにご協力いただいた方を中心に、お部屋の片づけサービスを当社負担にて提供いたします。

今、時の人である近藤麻理恵さんの「世界でたった二人の公式弟子の一人である武田望さんは、こんまり®︎メソッド」を広めるための認定コンサルタント資格の講師でもあるスペシャリストです。

どんなやり方で片づけを進めて行くのか、実際にボクの自宅で体験しました。

こんまり®︎メソッドとは、片づけを通して自身の内面をみつめ、自分が大切にしている価値観を明確にすることで、幸せな空間を手にいれるだけではなく、仕事や人間関係など、人生のあらゆる選択において変化をもたらす片づけ法です。

まず始めは、コンサルティングから。出身地、出身校、子供時代の性格、今の仕事をなぜ選んだのか、今に至るまでを自己紹介などさせていただきながら、ヒアリングを受けます。

モノ買うこと、モノを持つことに対しての考え方等の話の後、片づけた後にどのような部屋になるのを望んでいるのか?どんな暮らしがしたいのか? その具体的なイメージを写真など見せながら妄想していきます。

リラックスできる部屋にしたい!

なぜ、自分はそんなにリラックスしたいの?

仕事の疲れを次の日に持ち越したくないからね。

というように、なぜこういう空間に部屋をしたいのかを突き詰めて考えてみれば、結局、モノを持つことも、手放すことも、「自分が幸せになる」ことが目的です。だからこそ、何故理想の暮らしがしたいのかをイメージすることが大事になってくるそうです。

ヒアリングの後は、いよいよ片づけがスタートします。

このメソッドの裏テーマは、「部屋の中をパワースポットにすること」清らかな気持ちよい空気が流れるような空間が、暮らす人のまわりが変わりはじめます。

さあ、始めますか!という前にまず、ファーストステップ「おうちにご挨拶」をします。

神社に参拝するときの作法のように、家を出てゆくモノの門出を祝う祭りの前のように。

なにそれ?とも思いましたが、せっかく体験するならこの流儀に乗っかって楽しんでみます。

1-2分でしょうか、目をつむって自分の家対して、日ごろの感謝やより心地の良い空間にしてゆくことを想像したりします。

悪くはない。

部屋の中にどのくらいの量のモノがあるのか見て回ります。棚の中のモノやキッチンの引き出しの中などもチェックして、全体のモノの量を把握します。今回は第1回目なので、基本的にはお洋服のステップになることが多いため、クロゼットの中をチェック。

寝室のクローゼットは2間の大きさ、それ以外にハンガーラックがひとつ

もうひとつの部屋の一間のクローゼット内にある季節ものの服

これらすべての服を取り出して、リビングにひとつ残らず集めます。

ボクの部屋は割とすっきり整理されていると思っていましたが・・・

すべての服を一カ所に集めてみると、そのモノの多さに軽く衝撃を受けるものですね。

あることさえ忘れていたモノがこんなに多いのか、と。

ここから、そのひとつひとつのものモノを手に取り、自分にとってときめくか、ときめかないかを判断していきます。この作業こそが、こんまり®︎メソッドの最大のポイント。ときめかないモノを残すということは、わざわざ必要のないモノをキチッと収納してあるだけ。ときめくモノだけに囲まれて暮らすことができるかどうかの分かれ目になります。

ひとつひとつ、何故このジャンパーはここにあるのか?ホントにときめきを感じるか?

ときめきを感じるモノを選びます。買った時はいい!と思ったけれど、実際そんなに着なかったなんて、よあること。自分に何が似合うか、長く着れるかの選び方を、このお役目を終えたモノが教えてくれたことに感謝して手放します。

といったノリで次々に片づけが加速し、廊下には手放すモノたちの山が。

こんなのあったっけ?というモノは迷いなく手放せます。気に入っているけれど、3年間1回しか着てないモノ、かなり高かったけどあまり着ていないモノ、これらを手放すかどうかは、かなり迷います。

このメソッドでは、この作業を繰り返すうちに「今の自分に本当に必要なもの」を的確に取捨選択する力がだんだんついてゆく、といいます。それは、モノに限らず、人とのつきあいや仕事の選択などの機能的な意思決定力にも相通ずるものだから、その訓練の側面も。

で、結局ときめきを感じて残されたモノたち。少ない。。

ざっとここまで3時間が経過。それでも選択と決定することに集中していると、時間が過ぎていることを忘れます。

次はたたみ方のレクチャーです。デニムパンツは太もも当たりの太い箇所は折って正四角形にし、四分の一にして、縦に自立するようにしっかりたたみます。

上着(シャツやパーカーなど)は中心線へ向かって両サイドを折って三分の一にして、上下方向は四分の一にたたんで、縦に自立できるようにしっかりたたみます。

種類別に全部たたみ方がきまっていて、もともと、こんなことやるのは正直めんどくさい。色別にわけるなんてナルシストか、自己満足の世界かよ!?同じソックスを20足買って乾燥機にかけてそのままたたまないで履く、みたいなのには興味があるけどね、と思っていた今までのボク。

しかし、このメソッドでは綺麗にたたむことにはちゃんと意味があります。ときめくモノだけを残し、そのモノのすべての居場所を決めてあげると、モノを使った後には、その一目でわかる居場所に戻すだけで散らかる部屋には二度と戻らないそうです。考えてみたら確かにそうかもしれません。トヨタのカンバン方式の工場みたいに。居場所が完璧にきまっていて、誰が見てもわかるモノの居場所を決めることが大事。

置く時のモノのたたんだ後の体形を同じように決めてあげて、何がどこにあるか一目でわかるようにする。また、ホントにときめくモノだけなら、大切に扱う気持ちになりますしね。

それぞれのモノを自立させて縦に収納すると、何がどこにあるかが確かに一目でわかる。

そして、からっぽになったクローゼットの中へ再びしまってゆきます。

これも全体の配置が大事とのことで、武田さんのご提案にお任せし、言われた通りにお手伝い。

コートやジャケット、シャツなどすべてハンガーにかけて、収納が完了。色は明るいモノを右側に、丈は長いものを左側へ。すべてしまい方のルールがあるのです。

今回、ここまで約5時間。

武田さんから、こんまり®︎メソッドやってみていかがでしたか?と。

 

・なんか、気分がいい

・部屋にときめくモノ(服)以外ない状態が、気持ちを楽にしてくれる

途中から、手放しながら量を減らす快感から、感謝してサヨナラする気持ちが薄れてしまった
(「感謝の気持ちに気付けているのであれば、今後は愛を持って送り出してあげましょう。」と武田さんからコメントをいただきました。)

・結構気に入っているけど、ときめきまでは。。というモノを捨ててしまって後悔しないかなぁ

 

というのが作業後の感想です。

この片づけをやって今、約1カ月たちますが、捨てたものがなんだったか?

忘れちゃいました・・・

本当に必要のないモノを、身の回りにどれだけたくさん置いて暮らしていたのかよくわかりました。

 

これで本当に自分に起こることが変わり、人間関係が変わり、人生が変わることを期待して、、

武田さん、ありがとうございました!