こんにちは、社長の宮島です。
当社は今年1月より、販売物件のお客様現地案内を「スマート内見」で実施しております。
「スマート内見」とは、現地に設置してある、みまもりカメラの映像と、携帯電話の音声による会話により、営業担当者不在で無人案内を行うシステムです。
部屋の鍵を開けるのには、現地にして設置してあるスマートキーボックスにより、内見ご予約時間にワンタイムパスワードを送り、お客さんがそのパスワードでロックを解除ていただき、そして内見が終わった後は、鍵を入れてボックスを 閉めていただきます。
はじめた当初は、お客さんへ接客せず、勝手に見ていただくという放置プレー状態は失礼に当たらないか?などの懸念もあり、営業マンの立ち合いによるご案内とスマート内見を選んでいただき進めていました。また、当社のメリットは、営業マンの移動時間を省略し、週末の内見混雑時に多くのご案内を対応できることで、生産性が大幅に上がります。
たまたま、ここ数ヶ月の新型コロナウィルス肺炎の流行により、人といかに交わらないか、距離をとりながら関わるかがテーマとなっている世の中で、家を買うことを検討するための見学が、このシステムが最適になってしまいました。
今後当社は、スマート内見のクオリティーを高めていくための投資を惜しまずやっていきます。良いシステムや機器を買ったとしても、そのへんのイケてない営業マンの給料よりは安いはずです。
私たちもお客様も、ともにストレスのない不動産の販売方法になり得ると確信しております。
先日代々木の物件で、実際にこのシステムを使ってご案内させていただいた事例はこんな感じです。
ニュー代々木マンション天井高さ3m! なかなかお目にかかれない、自信作です。
みまもりカメラが内見中の状態をみまもります。
キッチンの仕様は?RC表しの天井に空いた穴は?など、オフィスでPCに写るお客様へ説明しますが、カメラの位置が天井のライティングレールにあるため、離れすぎていて音量、音質がわるいことや、場合によって音声タイムラグがおこったりして、今後解消していく必要がある課題ですね。
この時は電話をスピーカーにして会話しました。
そもそもボクは、服を買いにショップに入った時、いきなり「何をおさがしですか?」と声をかけられると店を出たくなるタイプです。。
家を探す時だって、営業マンが張り付いて、売らんがためのトークを聞きながら見るよりは、その物件をつくった人に、自分が説明を求めたいタイミングで接客されたいと思います。
当社も最重要課題として、「まるで ボクたちがここにいるように」ご案内できるような設備投資をやっていきたいと思います。