ユーザーレビュー:WHITE BOX Vol.10

December 15, 2016
文京区:Hさん

中古物件ならではの、好条件

 

H夫妻が物件の購入を決めたのは直感!
10分の内見を経て購入に至ったというのには私たちも驚きました。

ご結婚されて暫くは奥様が一人暮らしの為に購入したマンションに暮らしていたお二人は、今後の暮らしを考えて新しい物件を探すことに。初めのうち、一般的な不動産屋を介して、予算や広さの希望に合わせた中古物件を見てまわっていたそうですが、紹介される物件がどれも同じに見えてしまって心惹かれなかったといいます。

元々ビンテージマンションを中心に探していたというお二人。お互いに古いものが好きで、広告代理店に勤める旦那様は結婚前に暮らしていた築30年のお部屋をとても気に入っていました。奥様が以前購入されたマンションの部屋も中古物件。経験上「良い立地には既に建物が立っているので、中古の方が良い立地に巡り会える」という気持ちもあったそう。

調べていく中で、インターネットで見るリノベーション済みの物件が格好よいと感じ、途中からリノベーション物件に絞ることに。リノベーション物件を専門に扱っている不動産仲介会社の紹介で、1日で5件の物件を見学に行き、その日のうちにUDATSUのWHITE BOXを選んでくださいました。

「広く感じたのと、完成度が高かったこと。センスが合ったのだと思います。他の物件では壁に凝ったタイルを貼っていたりしていて、その如何にも「デザインしました」的な感覚が好きになれなかったのですが、UDATSUの物件はシンプル。そこにむしろデザイン性を感じました。間取りが面白いところにも惹かれましたね。他にも間取りが変わっていて面白い物件はあったのですが、ここは将来的に家族構成が変わったときに、また売ることができるというのもポイントでした」

空間の使い方、暮らしぶり

充実の収納でシンプルな住空間に

 

お部屋は64平米の1LDK。広々としたリビングの真ん中に大きなアイランドキッチンがあります。備え付けの収納がたっぷりあるので、リビングに置かれているのはダイニングテーブルと、クッション、テレビ、旦那さんが実家から持ってきたアンティーク家具のみ。シンプルな部屋をシンプルなままに使っている分、観葉植物が白い空間に活き活きと映えています。

 

造作テーブルは奥様のパソコンスペースに。

 

(左)玄関の収納にもご満足していただいているようです。(右)壁面のモザイクタイルが印象的。

 

住み心地はいかがですか?

時間を重ねた建物だからこそ人が繋がっていく

「ご近所付き合いが楽しいですね」と話すのは奥様。築41年と古いマンションなだけに住人同士はお互いを知っていることも多く、お茶会や忘年会といった行事が毎年数回、定期的に開催されるのだとか。元々H夫妻の住んでいる部屋を持っていたという隣のご夫婦とは、一緒に旅行に出かけることもあります。

 

「ずっとここに暮らしている人たちがいるということの安心感は大きいです。同じ建物内でお部屋だけお引っ越ししてずっと暮らしているご家族もいらっしゃるんです。」住人同士の信頼関係が築かれていて、長く愛されてきた建物。今の時代ではなかなか考えられないことだと思います。

「初めてこの家で迎えた朝、リビングの8割ぐらいが日向になっていて驚きました。今でも毎朝感動があって、何年経ってもこの感動は変わらないと思いますね。」大きな窓からは燦々と太陽の光が差し込み、寒い日が続く11月下旬にも関わらずまだ暖房は入れていません。無垢の床でくつろぎながら過ごす朝は至福の時間。窓の外に見える護国寺の森の深い緑が、これからも変わらないだろうということにも安心を覚えると言います。

 

「明るい時間から人を呼びたくなります」というご夫妻は、月に1度や2度は友人や家族を呼んで食事会をするそうです。お話をしながら料理を作れるアイランドキッチンも大活躍しています。

「太陽の光を浴びて床の色合いが変わっていきました。床の色が次第に変わっていくのも、楽しいです。」と話すのは旦那様。素材の経年変化による味わいを楽しむ。というUDATSUのコンセプトに共感いただきました。

古いことを前向きに、むしろ大切に感じてここでの暮らしをスタートさせたご夫婦。人にも太陽にも恵まれた温かい日々をお過ごしくださいね。

料理好きの奥様。私たちも手作りのかぼちゃプリンとお茶をご馳走になり、温かなリビングでホームパーティーに招かれたような気分でした。

 


お客さんからはアイランドキッチンと大きなパントリーにも興味を持ってもらえるそうです。


床の色あいが変わっていくのも楽しい

 


ふたりのお気に入りは、ソファー。無垢の床の足触りを楽しみながらのんびり過ごされるそうです。

 


お隣さんは以前にこの部屋に住んでいたご夫婦。大家さんのような温かさでH夫妻の暮らしを気にかけてくれるそうです。40年前のインテリア雑誌にも同じ部屋が載っていたのだとか。