ユーザーレビュー:WHITE BOX Vol.11

July 10, 2017
大田区:Sさん

運命の27歳、マンションを買ったら新しい人生が動き始めた!

木の温もりと作り手の想いに、一目ぼれ

Sさんがマンション購入を決断したのは27歳のとき。当時暮らしていた会社の独身寮は『27歳まで』という入寮規則があったため、 「そろそろ寮を出なくては」というリミットに迫られて住まい探しをはじめたのだとか。「最初は中古の安い一軒家を探していたんです。いま母がひとりで暮らしているので、いずれ母と同居することを考えつつ、将来の仕事の拠点として人が集まれるような場所を“セルフリノベーションで作りたい”と漠然と考えていました。でも、都内の一軒家は予算が合わず、郊外に広げて探してもなかなかピンと来る一軒家に出会えない・・・そんなときに、たまたまネット検索でステキな部屋の写真を見つけて“ここ、かわいい。マンションもいいなぁ!”と思ったのがUDATSUさんのリノベーション物件だったんです」

キッチンと本棚が主役の部屋

一軒家を探していたときから、「建物」に対してはもちろんのこと、「建物を作った会社のコンセプトに興味があった」というSさん。UDATSUのホームページで過去のリノベーション事例などを確認し、モノづくりへの想いに共感が持てたことから見学の申し込みをすることに。「自分の仕事のときにも、常に考えているのが“持続可能であること”。一回作って、捨てて、終わり、という大量生産・大量消費の社会に対してずっと疑問を持っていたので、資源を有効に使っている会社であることが住まい選びの第一条件でした。UDATSUさんのコンセプトは、まさにそこがピッタリだったんですね。古い建物に新しい息吹を吹き込む、そして、それがちゃんと適正価格で行われている・・・その部分にホレました(笑)」

▲Sさんが購入したのは某駅から徒歩1分の場所にある築47年のマンションで、専有面積37.04㎡の1LDK。 価格は2190万円で購入。お料理好きなSさんは、このL字型のゆったりしたキッチンに一目ぼれしたそう

▲明るい窓付きのキッチン。コンロスペースには奥行があり、鍋や調味料を置けるスペースもゆったりと確保されています。ちゃんと気の効いた場所に使いやすい棚やフックが配置されているため、家事効率もアップしお料理がますます楽しい時間に・・・

▲キッチンサイドの壁一面には大きな本棚が。「キッチンの隣に本棚があるなんて・・・きっと万人ウケはしないと思いますけど(笑)、わたしにとっては理想的な空間でした」とSさん。『北欧のスローライフ』や『農業』『料理』など、大好きな本たちに囲まれています

中古マンションでも、こんなに良い物件があるんだよ、と伝えたい

「この物件を内覧したときに “これはわたしのために作られた部屋だ”と運命を感じました。キッチンを大胆に部屋の真ん中に配置して、室内空間の約半分をキッチンスペースに・・・、でも寝室はコンパクトに・・・というありそうでなかった理想的な間取りだったので、“きっとご縁に違いない”と思って決断したんです(笑)」

“理論的に考えるよりも、女性特有のインスピレーションで決断した”と語るSさんですが、将来の売却や資産運用もしっかり視野に入れて購入検討を行っており、「当時いち早く特区民泊の推進を行っていた大田区内のマンションであること、羽田空港に近いこと、駅徒歩1分の快適立地であること、近くに24時間営業のスーパーがあること」などから、様々な運用メリットを想定できる点も決め手になったのだとか。

「わたしのまわりでは、27歳でマンションを購入した人は誰もいなかったので、友人たちは本当にビックリしていました。でも、いざ買ってみると“意外と買えちゃうんだ・・・”というのが率直な感想。この部屋へ遊びに来ると、やっぱり友人たちも影響を受けるようで、わたしよりも年上の人たちが“マンションって若いうちに買ったほうがいいよね?”と、住まい購入を考え始めるようになりました。実際、賃貸マンションの賃料を払い続けるよりも住居費用を節約することができますし、何より“中古マンションでも、こんなに良い物件があるんだよ!”ということをもっと多くの人たちに知ってほしいと思って、わたしも積極的に宣伝しています(笑)」

▲Sさんのお気に入りのスペースのひとつがこちらのリビング。フローリングはムクのパイン材。「やっぱりムク材は温もりが違います。“木のパワー”を感じるんです。これからちゃんとお手入れをして大切に使いたいと思います」と床材にも愛着を感じている様子。このスペースにお友達4~5人が集まり、Sさんお得意の手料理をふるまいながらポットラックパーティを開催しているそう

▲天井を躯体表しにしたぶん天井高がぐっと高くなり、空間が広く感じられるリビング。真っ白な壁を照らすレール照明は、あえて灯数を減らして心地良い明るさに。天井中央に配電管がむき出しになって残っている点も、「ちょっとレトロでかわいらしい」とお友達に好評なのだとか。リビングスペースは決して広くはないものの、この天井高とコンパクトなオープンキッチンの組み合わせによって、実際の帖数以上の広がりが感じられます

「早くおうちに帰りたい!」と思わせてくれる、大好きな空間

この部屋で暮らし始めて1年、Sさんが改めて気に入っているのは「とにかく生活動線が快適!」なところなのだとか。「下駄箱の容量も、洗濯機やトイレの上の棚も、洗面所の収納棚も、ドアホンの操作盤も・・・設計した人が“ここでの暮らし方を細部までシミュレーションしてくれたんだろうな”とわかるぐらい、とにかく動きやすくて使いやすいんです。デザイン性だけでなく、ちゃんと“暮らしやすさ”にまで配慮されていることが、実際に暮らしてみてよくわかりました。住まい選びをおこなう場合は、つい間取りや設備にばかり目が向いてしまいますが、図面上には出てこない“作り手の想い”こそが、住み心地の良さに表れるんだな、と実感しましたね。おかげで、外で仕事をしていても“早くおうちに帰りたい!”と思ってしまうほど、大好きな空間になっています(笑)」

▲“特にお気に入りのスペースは?”とたずねると、「キッチン、リビング、寝室、バスルーム・・・う~ん、全部お気に入りです!」との答えが。洗面室は使いやすそうな収納棚付きで、ラックやタオルフックなどのステンレスパーツはスタイリッシュなデザイン。こうしたひとつひとつのアイテムに愛着が感じられるそう。寝室は、あえてクローゼットの扉を外してベッドスペースを広く活用。「本来の使い方とは違いますが、とても寝心地が良くて気に入っています」とSさん

▲「玄関からドアホン操作盤の位置まで、動線にまったく無駄がなくて住みやすい」とSさん。「友達が住んでいる新しいマンションに遊びに行くと、なんだかちょっと冷たい印象で、見た目はお洒落なのに使いにくい・・・というアンバランス感を感じることがよくあるんです。そういうときに“やっぱりうちが一番!”って思います(笑)」

運命の27歳!おうちのおかげで、いま人生が楽しい!

実は、マンション購入をきっかけにして人生が大きく動きはじめ、転職を決めて、新しい夢に向かい走り出したというSさん。「27歳でお気に入りのマンションを買ったら、想像もしていなかった方向へいろんなことが動き始めました。自分にとってものすごく大きな転機だったんです。もちろん、マンション購入は高価な買い物なのでいろんなメリット・デメリットがありますが、まわりから何を言われたとしても自分の基準でOKが出せるかどうか?そして、自分が選んだ住まいを信じることも大事だと思います。すると、すべてにおいてポジティブに生きることができるんじゃないかな?」 「今は、おうちのおかげで人生が楽しい!」とキラキラした瞳で語ってくださったSさん。お気に入りの住空間はSさんのハッピーオーラに包まれていました。