新宿区:Iさん
モノを増やさずシンプルに暮らす。
事務所ビルの住居区画をリノベした「ミニマルな暮らし」を叶える家
都心ライフを謳歌中の独身男性Iさんが20代で購入したのは、『神楽坂』からほど近い「事務所ビルの中にある住居区画」という珍しいリノベ物件。今回のインタビューでは、交際中の彼女と一緒に新居で取材に応じてくださいました。
▲まるでインテリア雑誌から抜け出したかのように、シンプルモダンな家具で統一されているIさんのお宅。「もともとモノを持たない主義」で、日ごろからミニマルに暮らしているそう。ゆったりとくつろげるソファは2人のお気に入りのスペース。
Iさん「以前は港区の賃貸マンションに住んでいましたが、29歳の時に“家賃がもったいないし、そろそろちゃんと落ち着く場所が欲しいな”と思って家探しをはじめました。条件は、勤務先から遠すぎず近すぎない場所にあること。神楽坂は仕事の会食で以前からよく訪れていたので“雰囲気のいい街だな”と思っていましたが、特に神楽坂の物件にこだわっていたわけではありません。希望するエリアで良い物件があれば…と思い、最初は新築物件を検討していました」
契約から入居までの期間が短い点が中古の魅力
いくつか新築物件のモデルルームを見学したIさん。しかし、最近の新築物件は面積がコンパクトで、間取りも画一的なものばかり。なかなか気に入る物件に出会えなかったため、選択肢を広げることにしたのだとか。
Iさん「新築物件は契約してから実際に入居するまでのリードタイムが長い。特にタワーマンションだと入居までに2~3年かかってしまうケースもあるので、“その期間の家賃がもったいないな”と感じたことも中古リノベにシフトした理由でした。
そのとき思い出したのがUDATSUさんです。実は、数年前に賃貸物件のサイトを見ていたら、その部屋のリフォームを担当したのがUDATSUさんで、気になって会社のホームページをチェックしたことがあったんです。紹介されているインテリアのテイストや住空間がどれもステキだったので、その時からなんとなくUDATSUさんのことを覚えていました。中古リノベを探しはじめて改めてホームページを見てみたら、偶然神楽坂エリアで売りに出されている物件があることを知り、急いで問い合わせをしました」
▲ビルのオーナーが設計した事務所ビル内の居住区画というだけあって、天窓付きの広い玄関など、一般的なマンションではありえない贅沢な設計が特徴。「特に晴れた日の朝は、天窓から降り注ぐ光が明るくて気持ち良いんです」とIさん。天窓の下にはアートスペースが。
「ここで決まり!」と感じて見学したその場で契約申し込み
マンション購入は今回が初めてというIさん。しかし、住宅ローンの申込みや契約の手順もすべて独学で調べ上げ、ローンの事前審査まで済ませてから現地を見学するという手際の良さに、UDATSUの担当者も驚いたそう。
Iさん「実はUDATSUさんのホームページでこの物件のことを知った時から、なんとなく“ここで決まりだな”というインスピレーションを感じていたんですよね(笑)。中古リノベの場合、人気物件はすぐに契約が決まってしまう。前に見学した物件も、迷っているうちに他の方の先約が入ってしまい、チャンスを逃してしまったことがあったので、見学したその場でUDATSUさんへ購入の意思を伝えました」
▲「中古リノベの物件は、実際に内覧してみると“ホームページのイメージと違う”と感じる物件が多かったのですが、この物件は想像していた通りで、情報と実物のギャップがありませんでした」。天井高はなんと2.7m、床材はオークの無垢材。飾り棚にはIさんが海外出張先で購入した想い出のフォトアートを並べて演出。「無垢のフローリングだと、冬場でもヒヤっとする冷たさを感じないので、素足のまま歩いていても気持ち良い。床暖房もついていますが、使うのは真冬の1~2月ぐらいです」
▲リビングのコーナーは“季節感を演出する展示スペース”に。「部屋の中に花やグリーンを飾るようになったのは、賃貸生活の頃にはなかった新しい楽しみのひとつ。冬はここへクリスマスツリーを飾ります」
契約から入居までの「スピーディでこまやかな対応」にも安心感
Iさん「UDATSUさんは、契約の進め方もものすごくスムーズでした。当時は海外出張が多くて不在がちだったのですが、丁寧にメールでサポートしてくれたので終始安心できました。申し込みから引き渡しまでは約2か月。“家を買うってこんなに早く進むものなのか”とちょっとビックリしましたね(笑)。実はちょうどその頃、消費税が増税するタイミングだったので“増税前に引っ越しを完了したい”という希望も叶いました。
他にも、窓にブラインドを設置したいと伝えたら、こちらから特に要望したわけでもないのにレール部分の下地を補強してくれて…そういうこまやかな現場対応も含めて“UDATSUさんの物件を選んで良かった”と思っています」
▲カウンターが広く作業がしやすいキッチン。唯一の課題は、身長183センチのIさんがキッチンに立つと、ちょうど吊戸棚のところに視線が重なってお客様と“対面”できないことだそう。「彼女が立つとちょうど良い高さです(笑)」とIさん。
▲キッチンのバックカウンターも収納スペースがたっぷり。ちなみに、このホワイトボックスはIKEAのアイテムを使用。造作ではなく既製品を使うことでコスト削減が可能に。
▲もともと洗面所と洗濯機置き場だったスペースを、家事カウンター付きの広々としたユーティリティに変更。Iさんが日ごろから実践している“モノを置かない暮らし”の完成度の高さに、取材スタッフ一同感激!
ベーシックな状態で完成しているからインテリア演出が楽しい
Iさん「UDATSUさんの物件の魅力は、白を基調にしたシンプルなデザイン。コンセプトを押し付けるのではなくベーシックな状態で完成しているので、インテリアのアレンジがしやすく、将来好みのテイストが変わったとしても、どんな家具にも合わせやすい点が気に入っています。
改めて振り返ってみると“この物件を見学した時に迷わず即決して良かった”というのが僕の感想。良い中古物件は本当に争奪戦なので、“いいな”と感じたらその場で飛び込むぐらいの勢いで決断することをおすすめします。買ってしまえばあとは何とかなりますから(笑)。
この先年齢を重ねてライフステージが変化しても、この家で暮らし続けたいですね」
▲ワークスペースとして使っている洋室には大型の収納スペースが。「1人暮らしでモノが少ないということもあるのですが、収納スペースが広くて使いやすい点にも満足しています」
▲以前はキッチンだった場所を寝室に。キッチンの名残を感じさせる横長の窓も、こうして眺めてみるとモダンなデザインに見えるから不思議。
▲タイル貼りのカウンターが印象的なセミオープンのキッチン。ダイニングテーブルは置かず、食事はここで。
アートを飾る白い壁、優しい肌触りのオーク材のフローリング、清潔感漂う白いキッチンタイル…入居から2年が経った今も、パーツひとつひとつに愛着を感じながら“丁寧な暮らし”を実践しているIさん。やがてこのミニマルな空間が、時間とともに変化していくのが楽しみです。