港区:Sさん
念願の「在来工法のお風呂」を実現!
プランナーご夫妻がやっと出会えた、こだわりの1LDK
今回訪れたのは、50年ぶりに誕生したJR山手線の新駅『高輪ゲートウェイ』からほど近い閑静な住宅街。道行く人の目を惹く重厚なタイル張りのマンションで暮らしているのは、広告プランナーのお仕事をされているSさんと奥さま。「新築よりも中古物件のほうがおもしろいので、中古リノベばかりチェックしていました」と語るSさん。マンション探しをはじめて3カ月が経ち、約10物件を見学してようやく出会えたのがこの物件だったのだとか。
▲ワンちゃん、ネコちゃんと賑やかに暮らしているSさんご夫妻。広告プランナーというお仕事だけあって、Sさんのデザインに対するこだわりは人一倍。「以前はまったく興味がなかったのですが、結婚して3年、主人と暮らすうちにわたしもいろんなデザインを意識するようになりました」と奥さま。Sさんご夫妻のこだわりが詰まった新居にお邪魔しました。
やっと出会えた!「在来工法のお風呂」という条件を叶えるレア物件
Sさん「家が欲しいと思ったきっかけは、犬と猫を飼いはじめて手狭になったからです。以前は麻布十番の賃貸物件で暮らしていましたが、特に港区内にこだわっていたわけではなく、僕の職場から近いところで、妻の職場にも通いやすいところを探していました。希望の条件は、まずペット可であることと、広さは50㎡以上で・・・」
奥さま「収納が多くて、キッチンが対面式で・・・」
Sさん「それと、お風呂がお洒落なこと!ここが絶対外せなかったんですよね」
奥さま「お風呂が在来工法でつくられた物件を探していましたが、最近のマンションはユニットバスばかり。主人がお風呂にこだわっていたので、希望の物件はまず見つかりませんでした(笑)」
Sさん「実は、中古物件を買って自分でリノベしようかとも思ったんですが、早く引っ越さないと妻の機嫌がどんどん悪くなるのであまり時間はかけられない(笑)。そんなときにたまたま『カウカモ』を見ていて出会ったのがこの物件でした」
▲Sさんご夫妻が一目惚れしたという「在来工法の3in1バスルーム」。まるで外国映画のワンシーンに出てきそうなタイル張りの風合いがステキ。「前の家ではいつもシャワーだけで済ませていましたが、ここへ引っ越してきてからお風呂に入る時間が長くなりました。きっとバスルームの居心地が良いからでしょうね」とSさん。
▲「お掃除が大変そう」「冬は寒そう」といった理由で、日本人には敬遠されがちなホテルライクな3in1のバスルーム。しかし、奥さまによると「洗面・トイレ・浴室の掃除を一度で済ませることができるので、むしろお掃除するのが楽になりました。浴室暖房乾燥機が付いているから冬の寒さもまったく気になりません。暖房の風で髪の毛まで乾かせるので時短効果もあるんですよ(笑)」と使いやすさも◎とのこと。
▲「友達が遊びに来て洗面やトイレを使うと、みんな“バスルームがお洒落だね”と褒めてくれます」とSさん。ハンドソープなどの小物類もデザインにこだわってスタイリッシュなアイテムを厳選。
一戸建てサイズの大型キッチン、お洒落なグレーの収納扉に一目惚れ
Sさん「不動産屋さんに案内してもらって、初めてこの物件を内覧したとき、“床がいいな”というのが第一印象でした。他の物件のフローリングはなんだかテカテカした感じがしましたが、この家は“木の温もり”が感じられたので気に入りました」
奥さま「わたしはまず、重厚なタイル張りの外観に惹かれました。さらに中へ入ってみたら、キッチンがとても広くて、お洒落なグレーのインテリアでまとめられていて、収納もたっぷり!これだけ広いキッチンならちゃんとお料理を作りたくなりますよね(笑)」
Sさん「部屋の中に立ったとき、“あ、ここで決まったな”っていう直感を感じました」
▲専有面積は50㎡台ながら、一戸建てサイズの大型オープンキッチンを採用。「このキッチンのおかげで料理を作るのが楽しくなりました」と奥さま。
▲ありそうでなかなか出会えない「グレーの収納扉」がキッチン空間をスタイリッシュに演出。「ステンレスのゴミ箱はきっちりサイズを測って購入しました」とSさん。気持ち良いほどカウンターサイズにピッタリ。
▲キッチンサイドに設置された洗濯機置き場。「お料理をしながらついでにお洗濯もできるので、家事動線が本当に便利です(奥さま談)」「僕は洗濯機置き場に扉がついていて、洗濯機を隠せる点が気に入っています。洗濯機ってかっこいいデザインのものがなかなかないので、洗濯機が目につくと急に生活感が出て“現実”に引き戻されますよね(笑)?だから、隠せるって大事なことなんです(Sさん談)」
▲オークの厚単板フローリングは天然木の風合いが豊か。厚みがあるため、汚れがついてもサンドペーパーで削ってお手入れ可能。
迷っていたら決まらない、物件探しは“直感”を大切に!
入居して早々に管理組合の理事長に就任したというSさん。物件の資産価値をより高めるために、管理体制の見直しやマンション内駐車場の空き区画の貸し出しなど、管理組合運営の改革に挑戦しているそう。
Sさん「理事長の仕事は大変ですが、他の入居者さんは高齢の方も多いので“僕が今やらなくちゃ!”という責任感で改革に励んでいます。これから中古マンションの購入を検討している方には“管理組合の運営状況もちゃんとチェックしておいたほうが良いですよ”と伝えたいですね。僕はまったくノーマークだったので。
ただし、物件を決める時は“直感”がとても大事だと思います。友人たちを見ていても、あれこれ悩んでいるうちに決められなくなってしまう人が多いので、実際に見学してみて“ここだな”と感じたら迷わず前に進むべきですね」
奥さま「“新築じゃなきゃダメ”という考えを持っている人も多いと思うのですが、実際にリノベ物件で暮らしてみると、築30年のマンションでも内装が新しくて気持ち良いので、新築とまったく同じ感覚で快適に暮らせます。きっと一度見学してみるとモノの良さがわかると思うので、新築にこだわっている人も中古リノベを選択肢に入れてみると良いのではないでしょうか?
それと、100点満点の物件はなかなか見つからないので、その物件の“良いところ”を見ることが大事ですよね。わたしの場合は“このキッチンがあるから、ここにずっと住み続けられる”と思っています。良いところを見て大好きになれば、新生活も楽しくなるはずです」
▲「中古リノベを選んだことで、新築より予算が抑えられたことも良かった」とSさん。ご近所のガーデニングの緑が映る寝室の大きな窓もお気に入り。
▲「中古リノベの物件情報をチェックしすぎて、床とかキッチンの仕上がりを見ると“あ、これ、UDATSUさんの物件だな”とわかるようになりました(笑)」と奥さま。手仕上げ風にあえて色ムラを残したキッチンの浴衣タイルは、汚れが目立ちにくくなる効果も。
「ちょうど良くお洒落でカッコイイ」それがUDATSUのリノベの魅力
Sさん「UDATSUさんのリノベ物件は、やりすぎず“ちょうど良くお洒落でカッコイイ”ところが魅力ですね。あと10年ぐらいはここで住むつもりですが、将来子どもができたらちょっと手狭になるので、郊外の家に引っ越しても良いかな?と考えています。この立地で、このインテリアであれば、きっと売ったり貸したりしやすいはず・・・次のステップへ進む時もスムーズに住み替えができそうですね」
暮らし方から身の回りの小さなアイテムまで、徹底したこだわりを持って都心生活を謳歌しているSさんご夫妻。大好きなモノたちに囲まれたこの住空間で過ごしていると、Sさんのクリエイティブな発想もさらにパワーアップしそうです。