世田谷区:Yさん
心地よい暮らしを重視して選んだ、九品仏のマンション
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2年前に世田谷区・九品仏のマンションを購入されたYさん。愛犬とともに3LDK+セカンドリビングの広々としたお部屋での生活を楽しんでいらっしゃいます。購入に至るまでの経緯から、実際に住んでみての感想まで、Yさんにお話を伺いました。
ー広さと快適さを重視した選択ー
Yさんは以前、中目黒の賃貸に住んでいましたが、家賃を払い続けることに対して「勿体無い」という思いから購入を検討。「賃貸で過ごすのも悪くないけれど、やはり資産として持つべきだと思ったんです」と振り返ります。長年信頼している不動産会社に相談した条件は「広さ80㎡以上」「サンセットが見える部屋」「駅近」「東横線沿い」「鉄筋コンクリート造」など。半年間で約10件の物件を見て回り、その中で決めたのが現在の物件です。
「部屋の広さとバルコニーの広さが気に入りました。とくに横長で広いバルコニーは他の物件にはない魅力でした」とYさん。横長で低階層というマンションの構造も安心して暮らせると感じたそうです。
▲築45年は再販を考えると少し不安に感じたそうですが、部屋のスペックがよいか自分が住みやすいか、つまりはご自身が快適に暮らせるかを最優先。写真ではお見せできませんが、緑が多い周辺環境の良さも大きな決め手となったとか。
▲ワイドスパンのバルコニーからは富士山が見渡せます。
ーL字キッチンで友人たちと過ごす週末ー
とくに気に入っているのはL字型のキッチン。「自分で施工しなくてもインストールされていたのは嬉しかったですね。夕日を見ながら料理できるのが最高です」週末、友人たちと集まる際は、自然とみんながこのカウンターに座ってくれて会話が弾むといいます。
▲他のお客様からも好評頂いてUDATSUのリノベで積極的に取り入れているL字カウンター。ダイニングテーブルを入れなくても空間が完結するため、リビングを広々と使えます。料理をするYさんの向かいで、愛犬のSがスツールに座ることもあるとか。
「友達が来ると『広いね』と言われますが、間取りが効率的で無駄がないのだと思います」とYさん。天井こそ低いですがLDKとセカンドリビングが横長に抜けているため、お部屋に入った時に広々とした印象があります。セカンドリビングから続く3つのお部屋は、それぞれ4畳―5畳と小さいですが、ベッドルーム、ワークスペース、もうひとつはゲストルームに。
▲もともとアートが好きというYさん。お部屋のあちこちに、センスの光る小物が置かれています。壁の絵もご自身が描かれているそう!都心から越したことで来客の頻度は減りましたが、ゲストルームがあることで海外から遊びにくる友人を泊めてあげられるようになったといいます。
▲セカンドリビングとして設計された空間では愛犬が気持ちよさそうにお昼寝中。
ー古き良きご近所付き合いー
マンション購入となると管理組合への参加も気になるところですが、Yさんにはラッキーだったとか。「新築時代から住んでいる方が多いので、ベテランさんも多く連帯感がすごいです。仲良くなって、近所の病院や美味しいお店を教えてもらったり、仕事や出張が重なったときに観葉植物や犬を見てもらえたりと、とても助かっています。昭和的お付き合いですね(笑)」
重視したという周辺環境も充実している様子。「物件を探していたときは、東横線沿いがいいなと。最初は学芸大前、広げて自由が丘までかな、と思っていたのですが、今や自由が丘よりも、九品仏駅の商店街で買い物をすることが多いです。手作りのお惣菜屋さん、パン屋さんやパティスリーも充実していて、日常的に通っています」。
類は友を呼ぶのか近くのお寺の前には地域の愛犬家の方々が集い、保護猫の活動も活発。散歩で多摩川まで行けるという環境もあり、愛犬と暮らすYさんにとっての心地よさにつながっているようです。
ー空間をグレードアップしていくー
センスのある小物が光り、洗練された印象のあるYさんのお部屋。物件を買ってからオンラインでインテリアコーディネートの講座を受けて、少しずつ作り込まれていったといいます。
「最初から綺麗にリノベされているので、高級感のある家具を入れてグレードアップして見えるようにしたいなと。数十万円の家具を買うなら失敗したくないと思って勉強しました」
▲熟考して買ったというカーペットと、他の家具のバランスが絶妙。窓辺のサンキャッチャーは午後の日差しを受けてキラキラ光るそうです。
▲窓際のターンテーブルで、音楽をミキシングするのがYさんの楽しみ。もともと2重だった窓を3重にして、音響対策もばっちり。一枚板のテーブルがかっこいいです!
▲収納については、整理アドバイザーの助言なども取り入れながら改善を続けられているそう。「整理収納術で使いやすくなる場所もあるのですが、きちんとお金をかけてスペースにあった家具を設置することも大事だと気づきました」販売時、オープンスペースだったシンク下には色合いを合わせた収納が入っていました。
▲グリーンは植栽のプロの方に育てやすいものを選んでもらっているといいます。この壁は今後色を入れることを考えられているそうです。「不動産屋さんが決めた色よりも白で纏まっている方が、クセがなくていい。でも、そのままだと賃貸っぽさが残るので、ここもグレードアップできるポイントかなと思います」とYさん。
「日々の暮らしもあるから、ひとりでやろうとすると後回しになりがち。プロの手を借りつつ、お金もかかることなので、少しずつ手を入れていいなと思っています」
こだわりの家具を配置した次のステップは、壁に差し色を入れること。そして額装した絵を飾ること。空間的な余裕が少しあるので、ゆくゆくは個室のドアを厚くして、誰かとシェアすることも検討しているのだとか。
色々とこうだったらいいなと思うところもあったというYさん。でも、こだわりを詰め込むと注文住宅のレベルになってしまう。中古を買ったので、そこは自分の頑張り次第かなと。
少しずつお金を出しながら、プロの手を適宜借りつつ、変化に柔軟に、自分のペースで。Yさんの作りつづけるお部屋の未来が楽しみです。