2014.05.26 (Mon)

言葉が気になる(気になる事)

代表の宮島です。あった事もない相手からメールが来る。「いつも大変お世話になっております」とマナーであろう書き出し。いつもそれを見ると、あなたをそんなに世話してないわ!
また逆に、何度もあっている取引先からのメールで「X社の○○と申します」申しますって、もうあなたのこと知ってるわ!!と思ってしまうのは、ヘリクツだろうか。ボクの妄想は、この人は、初めて就職した会社で上司から授かった教えを守り続けている。こういう書き出しがビジネスマナーなのでそれに意味などない。挨拶みたいなものだからオートマティカルなのだあるいは、メールソフトに定型文コピペが入っていて、それ以外の文章が面倒なのかもしれない、などと思ってみたりする。

また、朝イチから、「おつかれさまでーす!」と挨拶されることがある。ボクは「朝からいきなり疲れてねーわ!」と思ってしまうのは、ヘリクツだろうか。「おつかれさまでーす!」はいつでも、先輩にも、同期にも、後輩にも使える便利な挨拶なのだろう。昼間に廊下で上司とすれ違い、「こんにちは!」の方が不自然で、生意気と思われると、気遣いが必要な会社もあるのもわかるような気もする。「おつかれさまでーす!」が相手の今日一日お疲様でした、とか仕事の功績をねぎらう言葉であるなどと意味を考える必要はないのかもしれない。しかしそれであれば、「おつゥィーーす!」とか「おザッス!」とか「どーもです」の方が言葉は無茶苦茶ながら、声掛け、あいさつっぽい気がする。

ウチの社内では、「こだわりの~」という表現を安易に使うことを厳禁にしている。不動産同業他社の物件のセールストークをはじめ、食品、飲食店、ファッションなどありとあらゆる商品がこだわりの~であふれている。しかし、実際に見たり、食べたりしてみるとどこがどのようにこだわりなのか、全然わからないことが結構ある。こだわりとは、「正果物を完成させる上で、ある要素に妥協をせず、とことん追求する」という意味だとするならば、ウチの「こだわり」は、ホワイトボックス指針をその場所にあった商品として計画し、工事工程、予算の範囲内で、工法、材料を吟味選択し、マーケットの他物件とは一味ちがった商品に仕上げることなので、こだわりという職人気質に妥協をせずこだわるという表現は、だいぶ大げさだ。限られた時間と予算の中での妥協の日々だから。
世にありふれた「こだわり」の意味は、好みや世界観が考慮されている商品という風だ。そうであれば、それらの「こだわり」を簡単に使う人と、同じ言葉を使いたくないだけなのである。あー!今からこんなこと言っているようでは80歳くらいになったら、毎日ヘリクツばっかりしゃべっている爺さんになることが、どうもほぼ間違いなさそうである。

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