始めました(ライフワーク)

April 01, 2015

こんばんは。先週ブログに書きました、恵比寿の現場と平行して、三軒茶屋の現場が始まり、現場に行くとエレベーターの階数を押し間違えてしまう現場監督大久保です。降りた階に養生シートが無いとあぁ...となるのは現場あるあるでしょうか?
ウダツはライフワークと両立出来る会社です。そんな社内でも私だけライフワークが無く、無理に作るものでも無いから…と言っていましたが、この度ライフワークを始めました。エイプリルフールなので嘘かと思いきや本当の話です。

私達が始めたのは「kobo」という家具会社です。始めたきっかけは「特注家具を身近なものにすることが出来ないかな?」でした。
少し話しは変わりますが、私が今のマンションに住み始めた時にテレビ台を探していました。私が住んでいるマンションは古いので、内装が真壁(柱型が出ている)造りになっています。柱と柱の間はちょうど3尺(91cm)でそこに丁度合うテレビ台を探していました。しかも、デザインはなるべく良い材を使ったシンプルなデザインのもので、テレビ台の下にはHDDデッキが置けて収納があるもの。で、脚があるものと、今考えると欲張りすぎだろ!と突っ込みたくなるような要望でした。
都内の色々な家具屋や道具屋に行ったり、ネットでも毎晩のように探しましたが、思っているようなものは見つからず、半年ほどテレビを床に置いて見ていました。とにかく3尺という日本の規格にあった家具を探すだけでも難しかったのを覚えています。そろそろどうにかしないといけないと思い、オーダー家具の発注も考えましたが、価格が想定の3倍程かかる&何処で頼むのがベストか分からない!とあきらめかけたのですが、たまたま北欧製の吊戸棚?をリメイクし、脚を取り付けてテレビ台仕様にしていたものを見つけ、寸法もジャストだったので即決しましたが、結局そのテレビ台を手に入れるまでに探し始めてから10ヶ月程かかりました。
ちょうど良いテレビ台を見つけるまでのプロセスはそれなりに楽しかったのですが、もう少し早く床テレビを卒業したかったですし、何より私のように家具選びに迷っている人が少なからず居るんじゃないかと。

そんなことから、「オーダー家具を身近なものにすることが出来ないかな?」という素朴な疑問を解決するために、koboを始めました。家具屋と言っても、実店舗があるわけでもありませんし、やらないと分からないことも沢山あります。材料の詳細な原価や職人、職人にお願いした場合の制作費、経費、運送費...上げればきりがない。
そして何よりも「身近なものにする」という手法をどうするか、材料、デザイン、プレゼン、工程、広報など何をどうしたら身近になるのか。まだまだ考えなければいけないことは山積みですが、でも、何もやらずに考えていても始まらないので、経験値を増やすためにも今年は少しでも多くの家具を製作(月1個)する、という目標を掲げてウダツの業務と両立していこうと思います。
少しだけ、koboで製作した写真をアップします。

  • オーダー頂いたベッドサイドテーブル
  • 門前仲町SOHOのための家具

HPにkoboの詳細があります。興味のある方はご覧ください。

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