家は「賃貸」「購入」どちらが得か(不動産)

January 19, 2015

こんにちは、宮島です。住宅関連メディア、新聞等でおなじみのテーマで『家は「賃貸」「購入」どちらが得か』このテーマは、今は賃貸住宅に住んでいて、そろそろ家を買いたいけれど、大きな買い物だからよく考えたい、という持家に興味のある方へ向けられたものだと思われます。
ボクの理解はこんな風です。得であるかどうか、の意味。住宅を買った(または借りた)後、そこで暮らしを始めて、あっという間に20年が過ぎ、ふと振り返ってみたとき、「ああ、あの時に買わなければ(買っておけば)よかった。。」という後悔。それは、20年の間に住宅に対して負担した金額が多いか少ないかという問題であると思うのです。

家族の幸せのため、自分の理想の空間の実現、という金銭ではない満足感が「家を手に入れる」ことにはあるのですが、ふつうの人であれば、人生で最大の資産への投資をする、大借金をしてリスクを取るわけですから、満足以外の損得勘定は押さえておくべきなのではないでしょうか。そうであれば、どの立地にどのような物件を選択するか、ということ以上に今後の20年間の世の中の情勢、特に金融、不動産マーケットがどうなるか、ということが大きく影響します。どちらが得か、損かをということはすなはち、金融不動産マーケット次第で決まってしまうと言っても過言ではないかもしれません。
これから先、日本のGDPは伸びるか、縮むか
これから先、世の中はインフレか、デフレか
これから先、不動産価格は上がるか、下がるか
これから先、金利は低いままか、上がるか
これから先、居住地域周辺に大地震が来るか、来ないか
考えてみましょう。日本は成熟高齢化社会で成長はしない、デフレが止まらず、不動産価格も上がらない、金利も下がったままで、地震が来る。これらの可能性のうちのいくつかがとても気になる方。 不動産に投資するより、賃貸で借金せず、頭金をつかわないでおいた方が、20年後というよりは、その20年の間の日々の暮らしが、背負うものなく、世の中の情勢を心配することもないので、快適に暮らせるのかもしれません。

あとは、これらの分野が不得手だ、そんな予測は所詮当てモノみたいなものだという方。専門家の本を読んで、最も説得力のある「説」に乗ってみるのもひとつの方法です。

また、少し違う一面。
あなたのこれからの20年のライフスタイルはどの様になるでしょうか?
これから先、東京(または今の居住地)に住み続けるか、そうでないか
これから先、実家に戻って住む可能性があるか、ないか
これから先、家族構成が変わるかもしれないか、今のままか
これから先、収入は今のままか、少しは上がるか
考えてみましょう。そして、これらもどうなるかわからない、という方。家を購入したのに、家族が増えて狭くなる、転勤で別の場所へ、という可能性のある方であれば、フレクシビリティを確保できる賃貸という住み方が、変化に対応しやすい選択なのだと思います。また、それでも自分の家を購入し、転居の可能性が少なかったのに突然に、という場合であっても、他人に貸したり、売却したりすることができる不動産を購入しておけば変化へ対応することも可能です。
物件は以下のようなポイントを考えて選ぶとよいと思います。
貸す時に大事なこと : 収益性(賃料が支払うローンとバランスする物件)
売る時に大事なこと : 流動性(中古不動産市場で常に買手の評価が高い物件)

UDATSUのWhite Box㎥が、その目標として掲げている 【 ちょうどいいリノベーション、低投資・高感度 】 これを実現できていれば、あなたに流動性と収益性を提供することができます。

20年後の2035年、 「White Box㎥を買っといてよかった!」 といっていただける2015年である、とボクは感じています。 (宣伝かっ!!) 次回は、20年前に不動産を購入した人の実例から、それを賃貸で借りていた場合と比べてどちらが得であったか見てみたいと思います。