2014.07.21 (Mon)

みなさまのリノベーション(リノベーション)

こんにちは、宮島です。すでにいろいろ説明していることですが、UDATSUの中古住宅再生販売事業は、余計なことを出来るだけしない、無垢の床と白だけの空間を、3年間で約40件作って、売りました。
1物件を売るために、平均10組の人たちが見に来ます。その10組の中で3-4組はその物件を買う目的ではなく、中古を買って自分でリノベしようとしている人たちが参考に見に来ていたのです。その人たちは、「購入を検討してるんですよね~」という風を装いつつも、細かいところを写真に収め、あまり自分たちの素性を語らず、部屋を見て帰っていく人もいれば、自分達で条件の合う物件を探してくるので、工事だけはやってくれるのか? と質問されることも少なくありませんでした。

正直、ウチはこの物件を買ってもらうために、部屋を見ていただく時間を週末に設定していますから、買う気がないなら最初から言ってくれよな~、などと面倒くささがっていた気持ちが全くなかった、とは言い切れません。メンバーはボクを含めて総勢5名の中小企業、毎月1-2件の自社物件の企画施工や、賃貸管理、物件仕入や売却とその契約事務作業などでイッパイイッパイのため、「自社物件以外の工事を請け負うことは、基本的にやっていないです」と、生意気にもお断りしてきていました。
でも、「ちょっとまてよ」と。
ユーザーが自分の物件をリノベしよう、となった時、どのような出会いから依頼する会社を探して、それを選択するのでしょうか。雑誌やWebの写真の施工事例から、フィーリングにピッタリ合えば頼む、といった風でしょうか。であるならば、既に完成している、提案している現物を見ることを出来ることがリノベ検討者にとってこれ以上ない説得力のある施工事例となる、だからこそ、ウチみたいな脆弱な中小企業であるのに、施工の依頼が来るのかもしれません。これはすごいことなんだ、と見方を変えました。

よく考えてみると、一戸建てなら、ロードサイドに様々なバリュエーションのショールームを見学できるハウジングセンターがあるし、新築マンションなら、モデルルームが必ずあり、出来上がった現物を見てから、購入することもできる。でも、新築じゃなく中古を買ってリノベーションをしよう、となった時その仕上がりのイメージは、施工事例の写真や3D映像、素材のサンプルを見て想像するしかないし、大きな会社なら自社顧客の了解を得て、居住しているご自宅を見学できるツアーで実物を見ることが出来るかもしれません。つまり、大抵現物は見られないので、イメージで判断するしかないのが、リノベーション業界の現状であり、マーケットのボリュームがそこまで成熟はしていないことを意味しているかもしれません。
この未成熟な今なら、「これはいけるかも(ニヤリ」
そこで、今年の後半から「あなたの物件リノベします!」という、多分世の中にはまだないパッケージリノベをはじめることにしました。マニアの方のみ、乞うご期待!

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