こんにちは、宮島です。現在入居者募集中のOnCo東砂(モラーダブランカ)の5番目の部屋(203)が完成しました! 403と同様、カスタマイズ賃貸で、床の色を3種類から選んで塗装できます。また、フリーダムウォールと称するリビングの1面の壁は、全面下地が入っているので、くぎ打ち、ビス止め何でも来い、棚をつけたり、TVを壁に掛けることもできます。(造作はオーナーの承諾が必要です)
203号室室内にあるキッチンの換気扇にはちょっとした遊びが。ガスコンロ上部から吸気した空気をスチールダクトで室内に排気されます。このスチールダクトの塗装はUDATSU仕様のDIYでビンテージ感が演出されています。使い古されたスパイラルダクトと、それを止めるバンド。これは新品が塗装されたものですから、機能、汚れも塗料を塗ったものなので全く問題ありません。ご心配なく。
さあ、塗装の力でアンティークダクトにしてみましょう。最初にスパイラルダクトをシルバーの水性塗料できれいに塗ります。
よく乾かして
黒の水性塗料で、継ぎ目を中心に汚すように塗っていきます。
乾く前にふき取り、汚れを広げるようにウェスで広げます。
少量の黒を付けた刷毛でポンポンたたき、汚れのバリュエーションを増やします。
よく乾かして、
アンティークリキッド(油性ニス)を塗り、
ふき取らずにうすーく伸ばしていきます。
ダクトのバンドも同じように刷毛でポンポン汚してアンティークリキッド(油性ニス)を軽く伸ばしながら塗ります。
ニスが乾けば完成!
取り付けると、こんな風に
味わいのある、ダメージ感がたまらない・・・
これを見た岡本が、「宮島さん、間違えて古いダクトが取り付けられてますよ!」
トホホ・・・
「岡本!お前はわざわざ古く見える塗装がしてあることも見えてないのかっ!!」というセリフを、のど元で、ゴックンと飲み込み、「トソウなのよ。もしかしてやりすぎちゃったかな?」などと社長としての芯の弱さを露呈してしまいました・・・
冗談はさておき、この部屋全体の風合いが、とてもザックリとした、ラフな作業場をイメージした部屋には、それに合わせて細かい箇所にこのような遊びがちりばめられています。
こんな感じを面白がってくださるマニアな方にとっては、他にはなかなかない味のある部屋に仕上がっていますよ。ご興味あれば、是非一度見に来てみてください。