ユーザーレビュー:お部屋のお片づけサービス Vol.2

January 13, 2021
渋谷区:Mさん

引っ越しから1年半、こんまり®︎メソッド
初めての『お部屋の片づけサービス』を体験!

UDATSUでは、ユーザーレビューにご協力いただいたオーナー様を中心に『お部屋の片づけサービス』を提供しています。今回、同サービスを体験していただいたのは、1年半前にUDATSUのリノベ済み中古マンションをご購入されたMさんご夫妻。以前暮らしていた賃貸住宅よりも住まいの面積が広くなったことで、荷物が増えてしまったため『こんまり®︎メソッド』に興味を持たれたのだとか。

夫婦2人だけだとなかなか進まない片づけ作業

ご主人「6年前に断捨離をして段ボール7つまで荷物を減らしたはずなのに、引っ越してからよくこれだけモノが増えたなと自分でもビックリしました。以前から妻とはごちゃごちゃした部屋の中を片づけたいねと話していたんですが、いざ自分たちでやろうとするとお互いにそれ本当に捨てちゃってもいいの?なんて言い合うので、なかなか作業が進まないんですよね」

奥さま「新型コロナの影響でステイホームをしていたときに、一度は大掃除をしたんですが、結局置き場所をちゃんと決めていなかったので、すぐにモノが散らかってしまったんです。片づけ方や整理整頓の方法についても一度プロのアドバイスを聞いてみたいと思い、今回UDATSUさんのサービス受けてみたい!とお願いしました」

こんまり®︎メソッドのエグゼクティブコンサルタント、武田望さんが今回の先生

今回片づけサービスを担当してくださったのは、あの片づけコンサルタント近藤麻理恵さんの世界でたった2人だけの公式弟子の1である武田望さん。こんまり®︎メソッドのエグゼクティブコンサルタントとして活躍されています。武田さんのレッスンを受ける際には、武田さんがメソッドの内容を事前レクチャーしてくださるので実践の場がよりスムーズになります。
▲10時からレッスンがスタート。すぐに片づけに入るのかと思いきや…ご夫婦別々に30分ほど時間をかけて武田さんがヒアリングを実施。一人がヒアリング中は、もう一方は席を外していただくなどの徹底ぶり。「ご家族が円満に片づけるには、まず自分の所有物に集中するのがコツ。共有物はその後相談しながら行います」一見片づけとは何も関係ないように思える子どもの頃に大好きだったことや、今のお仕事や暮らしぶりについて話すうちに、Mさんご夫妻の緊張感も緩んでいきます。

武田さん「最初にヒアリングを行うのは、性格や物に対する考え方などをお聞きすることでその人のときめきの価値観を把握する目的があります。理想とする暮らしや、片づけに関する具体的な悩みをお聞きして、それに沿ってアドバイスを行っていきます。片づけを終えることをゴールとするのではなく、その人が本当に求めている人生や暮らし方に一緒に向かっていくために、このヒアリングの時間がとても大切なんです」

すべてのモノを取り出して分類、判断基準は「ときめくか?ときめかないか?」

▲ヒアリングが完了したら、部屋の中にどれぐらいの量のモノがあるかをチェックした上で、いちばん気になる場所から片づけ作業をスタート。
こんまり®︎メソッドでは、基本的にマンツーマンでレッスンを進めていきます。理由は、ご本人の価値観を尊重するため。ご家族の視線があると「それ捨てちゃうの?」と言ったツッコミが入ったりと、本人の意志で選ぶ妨げになってしまうことが多いため。途中アシスタントの藤井さんにサポートに入っていただきながら、ご夫婦が別室に分かれて見極めていきました。
奥さまが気になっていたのはカウンター下の書棚。すべての本を床に並べた後でひとつひとつを手に取り分類作業をおこなっていきます。判断基準は「ときめくか?ときめかないか?」。これぞこんまり®︎メソッドの真骨頂です!
ご主人は大好きなリラックマグッズをチェック。思い出が詰まった名残惜しいアイテムは「いったん後回しにして、最後に思い出品でまとめチェックする」でOK。「こうして作業を続けていくうちにどんどん感度があがっていくので、最初は迷っていても後で見直すとさよならできるモノもあります」と武田さん。ちなみに、こんまり®︎メソッドではモノに対するリスペクトの気持ちを大切にしているため、「捨てる」と言う言葉はあまり使わず、「手放す」「お役目を終える」などと表現することが多いようです。
書棚の次に奥さまがチャレンジしたのは、大切に保管していたブランドシューズの靴箱のときめきチェック。靴箱は引き出しやクローゼットの中の収納ボックスとして二次利用できるため、すべてさよならしなくても次の活躍の場が待っています。
奥さまの空いた靴箱を使って、ご主人は寝室の引き出しの中を整理整頓。PC機器やゲームなど、ジャンルごとに分類して片づけを行うことでモノの定位置が決まり、その後も片づけしやすい環境を維持しやすくなります。
防災備蓄品も整理整頓。空き箱を使い、まるでテトリスを完成させるかのように隙間なく片づけていく武田さんの収納術を間近に見て、撮影スタッフからも「おお~っ!」と歓声が。
夏物と冬物がバラバラに収納されていたウォークインクロゼットの中もスッキリ。「明るい色のアイテムは右側に、丈の長いものは左側に」というこんまり®︎メソッドの右肩上がり収納のルールを徹底することで、見た目にも気持ちの良い収納空間が完成しました。
奥のモノが取り出せないほど満杯状態だった寝室のウォークインクローゼットにも収納スペースのゆとりが。しまってあった大切なバッグは、あえて目の付く場所に置くことで毎日ときめきが感じられるように収納します。

感動して涙が出そうなほどスッキリ、改めて片づけがもたらす効果を実感

10時からスタートして、この日のプログラムがすべて終了したのは16時。約半日の『片づけサービス』を終えてMさんご夫妻の感想は

ご主人「こんまり®︎メソッドを知っていたとしても、夫婦2人だけではここまでの作業は絶対にできません。困ったときに隣でアドバイスをくれる武田さんのような人がいてくれると、作業がはかどって自分の中で片づけエンジンがかかるのを実感しました。今日一日で片づけのルールがわかったので、あとはこれをどうやってキープしていくかですね(笑)」

奥さま「ものすごく気持ちがスッキリして、感動して涙が出そうです(笑)。昨日までは、こちゃごちゃした部屋を見るたびに気持ちがモヤっとしていたんですが、それが全部スッキリしたのでホッとしました。なんだか部屋の中の空気も美味しく感じられますね。それと、今後はモノの買い方が変わりそうです。中途半端に欲しいモノを頻繁に買うんじゃなくて、本当に心からときめくこれだっ!っていうモノを1つだけ買おうと心に決めました」

ご主人「じゃぁ、これからクリスマスプレゼントは5年に1回でもいいかな(笑)?」

片づけ終了後に、スッキリしたウォークインクロゼットの前で記念撮影。半日の作業でお疲れ気味のはずなのに、Mさんご夫妻の表情が生き生きとしているのが印象的でした。

片づけというのはやれば必ず終わるもの、だからこそ達成感がある

武田さん「スタッフが作業を代行する清掃サービスとは違って、こんまり®︎メソッドの場合は“ご自身で見極める”が基本ですから、時間も体力も気力も使います。ただ、こうして家の中のすべてのモノと向き合うことで本当に大切なものを見極める力も育まれます。この決断力は、ビジネスや人間関係など生き方にも応用できます、何より片づけというのは“やれば必ず終わるもの”なので、大きな達成感があるんですよね。Mさんご夫妻には、今日の勢いに乗ってこれからも片づけを楽しんでいただきたいと思います」

Mさんご夫妻、武田さん、取材へのご協力ありがとうございました!