東京都茅場町:Gさん
リビングがミニシアターに
この物件は、茅場町というオフィス街の印象ある立地から、働き盛りの30-40代独身男性をターゲットにしてプランニングしました。そして実際に現れた住み手は、30 代のGさんご夫婦。ともにこのマンションから自転車通勤圏にあるIT 系上場企業に勤務されています。お引き渡し後1 年ほど経って、実際に住んでみての感想をお聞きするため、お宅訪問です。
空間の使い方、暮らしぶり
「リビングがミニシアターに!TVを置かず、プロジェクターを選択」
玄関を入るとすぐにリビングとなる間取り。これは突然の来客の時などにプライバシーは保てないですが、限られた専有面積を最大限に活かしたいと思い、デッドスペースをなるべく作らないというプランです。Gさんは、壁に80インチの大型スクリーンを設置。映画鑑賞のみならず、TV鑑賞も兼用、玄関横の壁までをリビングとして自然と組み込む使い方。
また、キッチンには簡単な食事もできるオリジナルの幅広ステンレス製カウンターキッチン。実際に高めのスツールを2 脚置いてカウンターテーブルとして使用。友達を呼んでサッカーなどのTV 観戦の時には床に座る人、ソファーやスツールに座る人、また立って料理をする人、それぞれ違う視点からもスクリーンの映像が楽しめる。これはコンパクトな空間ならではの楽しみ方ですね。
そして、収納が少ないことから、部屋の中の物は少なめで、置かれている物たちもシンプルなロングライフアイテム。限られた空間で快適に暮らすためのG さんの感性やこだわりが感じられます。
どうしてこの物件に決めたのですか?
「販売時に提案されていた空間、内装が、とてもしっくりきたからです。」
以前の住まいは三軒茶屋。最初は近場や隣駅辺りでいろいろ探したが、予算や、内装の趣味趣向が合うものはなかなか見つからなかった。自分でリノベーションすることも検討し、有名設計事務所主催のリノベーションセミナーに参加したり。その物件探しの過程で「趣味趣向やこだわりはもちろんあるものの、自分が具体的にどうしたいか、一から全て考えて決める所までやりたい、とは思っていなかった」ということに気づいた。そんな時に、この物件に出会った。
全体の雰囲気はもちろん、洗面所のモザイクタイルのグリーンや、間仕切り戸のネイビー等、自分ではあまりしないであろう色使いも、全体のまとまりの中で、かなりしっくり来た。三軒茶屋エリアとはガラッと違う場所だけど、会社からの距離も近く「これもアリかな」と購入を決意。
Gさんのような、住まいだけではなく、生活スタイルや物にこだわりをもっていらっしゃるお客様にUDATSU の物件を選んでいただけました。White Box㎥は、各自のこだわりを反映することができる余白のあるシンプルなプランニングをしています。その余白が上手に展開されているG さんのお部屋を実際に見る事が出来て大変参考になりました。Gさん、ありがとうございました。