こんばんは。現場担当の大久保です。今回は虫、幼虫の嫌いな方には閲覧注意!!の写真が後半出てきますので、ご了承ください。
先日、以前からお伝えしている、葉山の戸建リノベーションの最終仕上げに社員総出で1泊2日で行ってきました。主には庭の整地と、清掃、ワックス等の最終仕上げです。梅雨の時期から始まり、猛暑を越えて、肌寒い季節まで葉山に行くことになるとは、考えてもいませんでした。そんな社員研修で、私の仕事は庭に生えていた、植栽の伐根。絵本で言うならば「おおきなかぶ」の作業です。
スコップで周辺を掘り起こし、大きなバールをてこの原理を利用して抜く。簡単そうな作業ですが、やってみると「それでもかぶはぬけません」状態の切り株ばかりです。そんな中、とりわけ大きな切り株がありまして、一度はあきらめかけたのですが、横井さんから「ここであきらめたら試合終了だよ」ばりのことを言われ、約2時間かけて大きな木の根の伐根に成功しました。
根の重量は大人3人でやっと持てる重さ。木の根が抜けた後、私自身の魂も一瞬抜けてしまうような、それだけ大変な作業でした。昨日の塚越さんのブログにも書かれていましたが、「根本的な解決」とは、魂が抜けるくらい大変だと…作業中、ずっと黒部の太陽のシーンが頭の中に流れていました。
と、本題に入りますが。そんな伐根の作業をしている最中、ある大きな切り株にスコップを入れるともも太郎のモモのように切り株が半分に割れ、中から沢山の幼虫が出てきました。
なんとなく朽木の中にいたのでクワガタだろう!という少年のような思いと、モモ太郎的な幼虫の登場が私の心を小学5年生に戻らせ、その大小10数匹の幼虫をバケツに入れて事務所に持って帰ることにしました。はじめは全部クワガタの幼虫だろうと思ったのですが、図鑑等で詳しく1匹1匹の幼虫の生態を確認すると、10数匹のうちの3匹がクワガタ(種類までは特定できていません)幼虫とわかりました。
今は会社でバケツに朽木と一緒に入れて飼育をしていますが、専用のビンを購入し、蛹から成虫まで孵化させたいと思います。今後何度か現場とは関係の無いクワガタブログがあると思いますが、虫の嫌いな方以外は是非注目してご覧ください。
※閲覧注意を少しでも緩和するため白黒画像としました。