こんにちは。ご案内&現場助手の岡本です。以前から何回かご紹介していますMy+UのY様邸の工事がスタートしております。
間取りを変更したい!電気温水器をガス給湯器にしたい!などなどいろいろな希望をひとつづつ決めては落とし込みなどの作業をしておりました。
今日はリノベーションノ醍醐味の一つである天井の施工についてお話します。同じ㎡数の部屋でも天井が高くなると部屋が広く感じるものです。なのでリノベーションを検討されているお客様はほとんどの方が既存の天井を取り払ってしまうことを一度は検討されるのではないでしょうか?
Y様ももちろん御自分のライフスタイルに合わせて、部屋の優先順位、予算などの面からどこの部屋の天井を取るかをすごく考えておられました。しかし、やっかいなのが天井を取りたいと思っている部屋が希望どうりにとれないことも多々あることです。それは物理的にも費用対効果的にも。そして、それが解体してみて初めわかることもあるので、購入前に下見した段階でどこまでそれが予測できるかの目利きも難しい時があります。そう、リビングの天井は躯体現しで出来るだけ高く!って思っていても解体してみたら出来なかったという可能が少なくないということです。
Y様邸はどうだったかというと第一優先順位リビングダイニング
キッチンからテラスへダクトの排気管はありましたが、それ以外は無く天井を取り払うことができました!!そして写真にもあります角張った排気管ですが、天井と同じ白で塗装してあえて見せることで個性のあるかっこいい天井になるのが想像できます!よかった!!
そして第二候補キッチン
そうです、ここば残念。。。格子状にみえているのは元の天井を取り付けていた構造体ですが、その奥に見えますでしょうか?上の階の排管が多数存在しておりました。ここまで存在感のある排管が天井にあるといくら天井を取り払っても希望の開放感は望む事ができないということで。一度は取ってしまった天井ですが再度作る事になりました。
予定では実はここまででしたが、解体作業をする中でY様にご提案したのが玄関&廊下の天井を取ることでした。かなり幅広の廊下がネックでもあった物件ですが、あえて天井もとることでかなり開放感のあるエントラスが演出できそうだったからです。
これはどんなエントラスになるか楽しみです。リノベーションにはやってみないとわからないというポイントが少なからずあります。その都度臨機応変にプランをアレンジする「余裕」をもって望む事を是非おすすめいたします。ベストのプランは一つではないのではないでしょうか。引き続き工事は進みます。ではまた。