リノベアイテムを選ぶこと(リノベーション)

January 24, 2016

こんにちは、宮島です。
昨年より、My+U(マイプラスユー)という工事請負事業をはじめまして、たくさんのお問い合わせをいただき、企画の特徴に合うユーザーと一緒に部屋をつくってきました。また、条件が合わなかった方はどこか他の会社へ工事を依頼して、自分の部屋をリノベーションしたのかなぁ、と想像しております。
不動産を購入して、さあ、この部屋をこんな風にするんだ!とザックリしたプランが決まった後、実際採用する商品の選択やその組み合わせによるバランス、施工の仕方について無数の意思決定をしなければなりません。しかも期限内に。実際に経験した方ならお分かりになると思いますが、水栓はグローエのツル首のあれ、タイルはこれ、キッチンは、と気に入ったモノをぜーんぶ採用してみたら、出てきた見積もりが大変なことに・・・予算に限りがあるのならば、リーズナブルなプライスで、かつデザインがよく、実用性がある商品を、ひとつひとつ探し出すのに膨大な手間と時間がかかるものです。実際ユーザーは、たとえばキッチン水栓を決定する時に、どのように候補を上げているのでしょうか。

【さほどのこだわりはないの、という派】

  • TOTOのショールームで気に入ったものから
  • 採用するキッチンの付属品またはオプションから
  • 工務店、設計事務所の担当者が見繕った候補から

【やはりこだわりたいのよね、という派】

  • 愛読しているインテリア雑誌のスクラップの中からデザインがお気に入りの写真から
  • 好きな設計事務所のHPの施工事例にあったものから
  • 以前行ったレストランのオープンキッチンで使われていたものから

【マニアックな派】

  • パリに旅をしたとき、アンティークショップで購入したもの(これを無理やり取り付けて、下階に漏水をおこしてしまったことがある)

探すこと、選ぶこと自体が楽しみであればいいのですが、多くの場合不動産引き渡しを受けた後、2~3カ月くらいの工事期間中のその商品が必要な締め切りまでに、意思決定する必要がありますから、こだわり派やマニアックな派には情報収取に当てる時間的負担と疲労も少なくないのではないでしょうか。実際住み始めてから、知らなかった商品を知って、「あー、これ知ってたら使っていたのに!」となることもよくある話ではないでしょうか。
UDATSUで採用されている様々な設備、部品、材料は、価格がリーズナブルであるということを最優先に、デザイン、実用性の順番でかなり多くの商品の中から選び出された結果なのです。もし、これからリノベーションするという場合の商品選択の参考になればと思いまして、次回から、ちょいちょいそのリストを公開させていただきます。

今ちょうどいろんな商品を探している方や、My+Uの将来のユーザーになっていただけるかもしれない方にいかほどかでも役に立つのならば。