古民家 見えない景色(ライフワーク)

September 23, 2014

こんにちは。ご案内&現場助手の岡本です。いつもよりすこし遅いタイミングでのUPです。島根の滞在期間を終え、昨日東京に戻ってまいりました。運営しているシェアシペースの管理業務を帰郷した時にまとめてやっています。さきや、今回は、お借りしている古民家で生まれ育ったおなあちゃんにお話を聞くことができました。来年80歳を迎える、それはまさに家の歴史と同じだそうです。いろいろなお話を伺いましたがその中からひとつ。

さきやの中庭、約80年間、家を見守り続けいる立派な松があります。現在は左側が一部折れてしまっているこの松。以前は鶴が羽ばたくかのような姿だったそうです。この庭には大きくなりすぎたかと思っていた矢先折れてしまいました。折れてしまった枝のほうも花器として今でも大切に使っているのだとか。自分の知らない以前のお話を聞く、庭の眺めが変わったような瞬間でした。
そんなお話を沢山お聞きしました。建物には見えない景色がところかしこにありそうです。それを探す、知る、また楽しみが増えました。では、また。