目黒区:Sさん
UDATSUではお部屋を買って住んでくださっている方へのアフターケアとして、お部屋のお片付けサービスのご提供を始めています。
このサービスを早速ご利用くださったSさん。立地に加えて、部屋数の多い間取り(2SLDK)、大きなキッチン、無垢の床、温かみのある照明などのデザインを気に入って、2年前にお部屋をご購入くださったご家族です。
ステイホームを機に心地よい空間を
「引っ越してきてすぐに出産、職場復帰と慌ただしい日々でしたが、コロナで在宅勤務になりました。これからは外出のお洋服よりも家を快適にすることにお金をかけよう、お気に入りのものを飾ろうなどと思ったのですが、ものが増えてしまってその余白がない。お片付けを頼むのは初めてですが、UDATSUさんのサービスと伺って、この機にとりくむことにしました」
Sさん宅のお片付けサポートは、能登屋英里さんにお願いしました。整理収納のプロであり、おしゃれに見える収納用品の揃え方や家具の配置、ディスプレイ観点のアドバイスも得意な方です。
▲お部屋のドアを開けてパッと目に入ったのは広々としたLDK。能登屋さんとのセッションで、まずは家族が一番長い時間を過ごすリビングを整えました。家具の配置も再検討。壁際にあったソファーを真ん中に置いて、食事とこどもの遊び場を分けることで、大人と子どもが心地よく暮らせる。今の暮らしにちょうど良いレイアウトになったそうです
▲物置になっていたというリビングの角はワークステーションに。旦那さんがメインで使っている小さな書斎もあり、夫婦それぞれが家でも仕事ができるようになりました
「物の住所」を決めて、家族みんなが片付けやすい部屋を
実はSさん、UDATSUからプレゼントした事前ヒヤリングと1回分のサービスをご利用されて、これは「劇的に変わる!」と、家全体のお片付けを能登屋さんにお願いされています。
なかでも、Sさんにとって一番変わったのはキッチンだと言います。
「とにかく使いやすくなって、見晴らしがよくなった。掃除したい!きれいに保ちたいと思えるようになりました」
「お掃除がしやすくなったのは、<整理>と<収納>がしっかりできたからですね」と能登屋さん。
片付けとひとことで言われているものは、実はピラミッド構造になっているそうです。ピラミッドの一番下の<整理>とは、必要な物とそうでない物を区別して、残すと決めた物を種類別にまとめること。その次の<収納>とは、「物の住所」を決めること。このふたつができていると、物を住所に戻す<片付け>と、汚れを取り去る<掃除>は格段に楽になるそうです。
▲どこに置くか住所が決まっていない物は、放置されてしまいがち。それがSさんのお宅では、広いキッチンの天板の上でした。用・不要をじっくり考えた結果、常時置くものはコーヒー関連のものだけとルールを設定。食洗機があるので、水切りもなくして、食洗機で洗いたくないものだけを、小さなラグの上で乾かすスタイルに
▲天板に置きがちな食材は別の住所を決めます。収納用品もお部屋の色に合わせたものに変わりました。能登屋さんのお片付けでは、見た目やスペースを考慮した収納用品の買い足しを提案してくれます
▲家族みんなが片付けやすいように、扉の中は半透明の収納にして、ラベルもつけました
暮らし方のレッスン
さて、ここまではSさんがいままでのセッションで整えたお部屋。
この日は、クローゼットを片付ける日です。
こちらも整理→収納の順番に。
まずは、クローゼットの中のものを全て出してきます。
▲こういうの、やらなきゃいけないと思っていても、自分でやるのはハードルが高いですよね。
クローゼットの上の段からは洋服以外も出てくるもの。コストコの買い物が好きというSさんのお宅からは、掃除やキッチン用品、オーガニックスープのストックが。セールのときに買った新品のタオルや子供の靴などや、「しまいこんで忘れていました!」という物たちも出てきました。これらもまだ使うもの、いらないものに分けていきます。
▲「掃除用品は本当に1年分必要ですか?」「タオルは年末などタイミングを決めて一気に買替えをするとこだわってお洒落になりますし、古いものを大掃除で使って処分できていいですよ」。和やかな会話の中にすっきり暮らす問いかけやヒントがたくさん
残す物の分類わけができたら、次は「しまう」工程へ。先ほどの<ものの住所を決める作業です。この工程は能登屋さんが主導。使用頻度をヒアリングし、取り出しやすさや見た目の美しさも考慮しながら、テキパキ収納していく様はお見事。
▲あらかじめ能登屋さんのアドバイスでSさんが買い足していた収納ボックスも活躍です
「一緒にやりながら、なぜこれをここに置いてみているのか、全部に理由を教えてくれる。これがここにあるってどう思いますか? という問いかけをしてくれるので、自分でも“どう思うかな?”って、考えてみるくせがつくようになりました」とSさん。
始終なごやかなおしゃべりとともにお片付けが進むのですが、その内容がものの買い方や、暮らし方のレッスンだとSさんは感じたそうです。
▲買い置きしていたスープのストックはキッチンへ。掃除グッズやタオルも箱から出して、居場所を定めます。まとめ買いによってものを増やしてしまうコストと、セールで節約できるコストが、可視化されて比べられる状態にあることが大事だそうです
▲整理の途中に、お友達からもらったフレームも発見。「お部屋がきれいになった今なら壁に飾れる」とSさんも嬉しそう
そうこうしているうちに、あっという間にクローゼットが片付きました。
1回のサービスは5時間、時間に余裕があれば、他の場所にもアドバイスをしてくれるそうです。
片付けの先に、見える景色
「すっきりしました」と笑顔のSさん。
“レッスン”を受ける前と何か変わりましたか?とお伺いすると、「家にいて楽しい。家にいる時間が好きになります」とおっしゃっていました。
「なにより考え方が変化しました。何を持っているのか、どこにしまうのかが、はっきりしたので、とりあえず買ってしまう、入らないから別の場所に置いてしまうということが減りました。空いたスペースに自分たちの心が豊かになるようのものを飾るのが楽しみです」
「引越しのタイミングで提案されていても、まずは自分でやってみようかなと思ったかもしれない。何年か住んでみた後にこういうアフターサービスがあるのはとても嬉しい」と喜んでくださっていたSさん。こちらこそありがとうございました。
UDATSUの物件をご購入いただいている皆様も、よろしければいかがですか?
*最初の事前ヒアリングと1回5時間のセッションをUDATSUが負担する形でご提供しています。1回のご利用でももちろん大丈夫です。サービスの流れについて、詳しくはこちらをご覧ください。